2007年8月のエントリー 一覧

八月ももう終わり、いつの間にかすっかり秋の風情です。店頭も秋一色になりました。そんな中昨日は久々に一人で出張。ジムフレックスやオーチバル、ファルケなどお馴染みのブランドの来春分をオーダー。続いてアーメン、ジェフリーキャンベル、ルミノアの来春等、時間が許す限り移動と展示会訪問が続く。何回タクシーに乗ったか忘れた頃には辺りも薄暗くなってくる。青山通り、宮益坂上を右折。あぁ、今日ここは二回目だ。運転手さん、そこを左に入って、右折回避しよう。お客さん、結局時間はそんなに変わらないもんなんですよ、まあじっとしてるよりはましだけど。だめでもただ待ってるよりいいじゃんか、行ってみよう。そんなこと言ってるそばから、次の瞬間には寝てしまうから世話はない(笑)

原宿で最後少し時間があった。こないだ買い物したBEAMS+へ寄ったが、あいにくNICKは接客中。久々にインターナショナルギャラリーに入った。めちゃくちゃかっこよくて、めちゃくちゃ高いイタリアのマウンテンブーツがあったんだけど、サイズがなかった。担当してくれた人はめちゃくちゃ高いだけに必死で、他店在庫をあたってくれて取り寄せてくれる事になった(笑)聞き覚えのある大音響のトレーラーが信号待ちで止まる。映画「HERO」の宣伝トラックだ。キムタクも必死だ。もう少し時間があったからGAPで子供たちの服をまとめ買いして送ってもらった。それにしても明治通りもずいぶん変わった。このGAPのビルも数年後にはまったく違うものになっているだろう。坪数千万みたいな所でこのダイナミズム。変わらないのはGORO'Sに並ぶ人の列くらい。言葉も通貨も法律もまったく変わらない、飛行機でたった数十分の地方ではまったく違う風景がある。不思議な国だよなあ。

 

さて秋の立ち上がり、店頭では商品の大幅な入れ替え作業が続いている。今朝はもう秋の気配だった。日中は暑いけど。かれんも100日だし、写真でも撮りに行こうと思っていたら呼び出し。今日から個人面談の予定なんですが、、だって。自分で言い出して皆のスケジュールも調整させて、本人が忘れてるという情けなさ。少し遅れながらもスタート。この春から人事の仕組みも整えようということで色々と試行錯誤してきた。まず最初は見習いアルバイトからスタート。適正を見極めてその後、准社員となる。その後、社員、エルダー社員へと昇格。途中フレックスで働ける(数年後復帰可能な)パートナー社員制度も作った。昇格の基準は本人のやる気と実績次第。細かな就業規則も近日中には完成するだろう。こんな面倒なものは今までは必要なかったんだが、常識や倫理だけでは組織は廻らない事も苦い経験から学習した。また女性の仕事にとって大きな壁となる結婚、妊娠、出産も、できる限り働きやすい環境を整えてあげれば、十分にその能力を発揮してもらえる。人間の能力にそんな大きな差があるとは思えない。要は「気持ちのありよう」なんだ。人生には無駄なことなんか一つもないと思うし、落ちた試験も不本意な異動も乗り越えればかけがいのない経験となるんじゃないかなあ。少なくともぐじぐじして、周囲のせいにばかりしているよりは前向きでずっといい。あれっ、話が変な方向へ_。こういう感じの時は改行もしないで一気に書くんです。後で読んで恥ずかしいから、、、。

 

夕べは久しぶりに川原町の実家に兄弟とその家族が集まった。子供たちもいとこが集まって、わいわいがやがや。まだ小さいから一人、またひとりと寝てしまう(笑)私や弟たちの小学校の宿題だったらしい日記をお袋が持ち出してきた。プライベート情報の流出だろ、頼むよ、、。30年前の第一回24時間テレビ、当時私は11歳の小学5年生。欽ちゃんが総合司会だった。「4億円集まってすごいなあ、寝ないでがんばった人たちは偉いと思います。」と書いていた。30年後のついこの間、その欽ちゃんが老体に鞭打って走ったのだ。走る、というよりは歩ききったその姿に若い人たちにはわからない思いを40歳前後の私たち年代は持った。テレビの王様だった欽ちゃんは放送時間に間に合わなかったことを悔しがるだろうなあ、いやそれより視聴率だよな、とか30年後の小学5年生は思ったのだった。

さて傑作だったのは弟が5年生の時の作文。当時私は中学2年生。「僕は最近考える。勉強って何のためにする?いい高校へ入って、いい大学へ入って、一流会社に勤めるため?じゃあそれは何のため?」「来年入試の兄に聞いてみた。そんなもんお金をもうけるために決まっとるやないけ。いじくらしいからあっち行っとれ!」(註)私はまったく覚えていません。「僕は頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。父に聞いた。父は驚いて困った顔をして答えてくれた。自分の力を発揮して精一杯人生を生きるために勉強するんじゃないか?僕は胸がすぅ~っとした。終わり」という衝撃的で普遍のテーマだった(笑)4年生の英佑は代読しながら、笑っていた。聞いていた皆は大爆笑。私と弟は、青春の1ページを掘り返されて笑いながらも恥ずかしく、タイムマシンに乗ったみたいでとても懐かしかった。当時の親父はたぶん私と同じ年齢だから、今私が同じ質問をされてそういう答えを言えるかなあと思えば、感慨深いものがあったのだ。

 

温泉から戻って、隣の駐車場についての交渉や税理士事務所との打ち合わせが続く。さてデュプレックス隣の駐車場は9月から使えるようになりそうです。金額から始まって、看板設置、除雪うんぬん細かい交渉は駐車場といえども、いくらでもある。交渉ごとは本来嫌いではないんだが、さすが百戦錬磨の狸親父はなかなか言質もとらせないし、弱みも見せない(笑)途中で二度ほど私は「話にならん」と席を立ったが、最終的にはかなり譲歩した。さすが、勉強になったなあ。軽くエキサイトしたけど、楽しかった(笑)何をそんなにもめるかといえば、笑っちゃうくらい些細な事で、もう子供の喧嘩と同じ(笑)次の約束があって時間がなくなったので、私は急に大人になってわかった、それで行こう!これからもよろしく。と握手をしたんだ。おじさんは少し驚いてたけど、少しだけ友達になれた気がした(笑)

ラベンハム、アーメンコットンキルティング、ベレットとブルーコムの定番といえる品々、この秋はまったく昨年と状況が違う。売れ行きが半端じゃないんだ。etre!の影響はもちろん大きいのだが、店頭でもこの時期はあまり売れた記憶がない。納期が思ったより早かった、ということもあると思う。気になっているものはお早目の方が確実かと思われますので、よろしくお願いいたします。

 

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甲子園が終わり、夜になると虫の声がする。神社から笛太鼓の音色が聞こえるようになると「夏の終わりやなあ」と思います。今年から龍弥が町内の獅子舞に参加するらしいので、これから毎晩踊りの練習があるらしい。9月の末には家々を廻ってくれます。まあ縁起物ですから。

さて東京から弟家族が帰省したので、じいじばあば、ひいばあちゃんも一緒に温泉へ行ってきました。松田家のお墓がある城端へ寄って、山代へ。画像はお昼に寄った桜ヶ池クアガーデン。うちは昔、城端で呉服屋をやっていたそうで、それが1929年の世界大恐慌で一家離散みたいになったんだって。死んだじいちゃんが、松田家再興を期して高岡に出て来たと小さな頃から墓参りに来るたびに言われていた。「英ちゃん、この道からこの道までが松田の屋敷だったがよ」と小学生の頃よく聞いたが、そんな事言うても、つぶれちゃったら仕様がないじゃん、と冷めた子供だった私は思っていた(笑)でも三つ子の魂百まで、とはよく言ったもので、俺は商売で身を立てる、という事を無意識に刷り込まれたのかもしれないなあ。93歳のばあちゃんからも「商売はどうや?あんたもちゃんとお店に立ちまっし。」と鋭いアドバイスをされたりして、やっぱりDNAだなあと思います(笑)

さて下の画像は姪っ子のまりあちゃん♪年長さんです。将来はアイドルになりたいそうで、まりあはパソコン(どうもこのダイアリーの事らしい)にも出てるんだもん、とちょっと自慢らしいのでワンショットで大サービスです(笑)まりあちゃんはさあ、超可愛いからアイドルにもなれちゃうとは思うんだけど、どっちかっていうと伯父さんは芸能界入りは反対だなあ、、。

 

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おかげさまで松田家の末娘、香蓮が生まれて3ヶ月たちました。今年の夏は暑くなかなか外へ連れていけませんが、秋になったら「公園デビュー」できると思います。私は流行のマクラーレンとか3輪バギーとか欲しいなあ、と思っていますが、家内から「重い!」と却下されています。

さてかれん。最近はよく笑ったりしてるんですが、なかなかカメラの前では難しい。撮影者の影が映ってますが、、。下の画像はカレンの一番のお気に入りっていうか、人生はじめての友達、だそうです。「ブンブンちゃん」とタツヤが命名しました。気づくと「あ~い」とか話しかけて、にや~っとしてたりする。先日初めてブンブンを自分で握り締めて、ばくっと頭からかぶりついていました(笑)あぁ友達を食べちゃあ、、、。まあそんな感じで親ばかダイアリーですいません、、。

今週の出張予定日が子供たちが楽しみにしていた「忍たま乱太郎」高岡公演の日と重なってしまって、私は子供たちの大顰蹙を買ってしまった。「抽選でやっとチケットをゲットできたのに!」と涙の抗議。とほほ。仕方がないので今日の予定分はスタッフに任せ、私は来週出ることに変更したのでした。

今日はインポーターが来春のシューズサンプルを持ってくるらしい。税理士事務所の打ち合わせ、広告代理店との打ち合わせ、スタッフ個人面談と続く。ここ数日いつもの頭痛とめまいが現れて更新出来ませんでした。すいません、、。ではまた。

 

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昨日からお盆休みだった英佑の塾も再開し、少しは勉強してるんだろう。テキストを見るとまだ4年生だから可愛いのだが、この数年後「数学Ⅰ」とかになってくると私も相当怪しい。高校3年になる時に理系から文系に「落ちた」経験あるし。先生方には申し訳ないけど、学校は土曜も絶対授業をやるべきだと思うけどなあ。エイスケの歴史おたくぶりは、最近めざましい。軽井沢のお土産は「毘」マークのキーホルダー、愛読書は「太平記」だって(笑)「ママさあ、一番好きな時代って何?英佑は安土桃山時代なんだ」とか唐突に質問が来るらしい。そういう時家内は「パパに聞きな!」と答えてる。「ママが好きなのは縄文時代かなあ」と答えて馬鹿にされたらしい(笑)「将来は歴史に関係する仕事、ほらっ前田のお墓で発掘してるじゃん、ああいうのがいい。」と目を輝かせて話す長男坊に、儲からなそうだなあ、ととても心の中の声を言えない父であった。

 

昨日も朝から税理士先生とのミーティング。マンツーマンで何か授業を受けているような感覚で、楽しい。いや数字と条文の狭間で右往左往して楽しいはずもないんだけれど、最近はようやく少しは経営というものの本質を垣間見れるようになったのかも、と思うときもある。調子に乗っていると本当は全然わかっちゃいなかった、と後悔することの繰り返しでもあるんだけど。

午前中みっちり講義を受けて、午後は子供たちと男3人でまたプールへ。今日は太閤山ランドだ!ウォータースライダーや流れるプールがあったり、新鮮だったようだ。スライダーは長だの列、流れるプールは人がいっぱいで流れなくなってたけど(笑)今年の夏は遠出できないから近場のプールは全部制覇してやるんじゃい。パパが一番盛り上がってんじゃないか、と次男坊に言われそうだな、、。

来週からはまた展示会が続く。エンドレスだなあ。また新情報をお伝えします。

 

最近の暑さは半端じゃない。かれんは外へ出せないなあ。赤ん坊の薄い皮膚にこんな強い直射日光は当てられない。そんな中お兄ちゃんたち小学生チームはパワーが有り余っている。で家内と香蓮は留守番で、男3人で富山空港近くの健康パークへ行って来た。初めてなんだけど、プールやジャグジー、トレーニングジムがあったりする公共施設らしい。入り口の自動販売機でチケットを購入。受付をすませて、ロッカーのキーをもらう。タオルと館内で着るTシャツ、短パンが配られてる。船堀健康ランドみたいだな(笑)プールは、おぉ結構大きい。外にもあるし、監視員の数も多いし安心だ。おじさんは温泉やサウナがあるのもうれしい。ちびっこが沢山いて落ち着かないけど。3時間、みっちり遊んで、おまけに着替えてから外にあるアスレチックをやって、子供たちは帰りの車の中でぐっすりであった。ふふふ、作戦通り(笑)

 

一年前の今頃はいつ総裁選に出馬する、とマスコミも自民党も持ち上げまくっていた安倍総理、まさに手のひら返しの凋落。人間万事塞翁が馬とはよく言ったものだと思う。空気を読めずに自己主張が出すぎると小学校だっていじめの対象になり得る。死を選ぶか、職を辞すまで徹底的に追い詰める世の中もどうかと思う。無責任は問題外だが、再チャレンジ可能な日本でなくてはならないのだと思う。そのまんま東だって立派に再チャレンジしてるじゃないか。世論はバイオリズムがあるから、そのうち持ち上げられたと同じくらいの批判も受けるだろう事は彼も芸人だから理解してるかもしれないけど。

この間やっとアルゴアの「不都合な真実」を見た。これでもかとデータと理論を積み上げて映像で見せられると、誰だって環境のことを考えるだろう。そういうきっかけにはなると思う。二酸化炭素の排出権も、来年に迫った京都議定書の削減期限を目前に高騰するんだろう。よく分からないんだけど、アメリカは不参加。中国やインド、ロシアも削減義務はないなんて、あんまり意味はないような気がする。だって一番二酸化炭素を出してそうな国を対象外にして何の意味があるんだろう?

同じ新聞紙面には麻生外務大臣、パレスチナに24億円援助を約束とある。もちろんエネルギーを輸入に頼る日本には中東の平和は大事なことなのは分かる。だったら同じく20億円、新潟で猛暑の中、雑魚寝を強いられている被災者の人たちに出してあげられないものか?ホテルや旅館も困っているんだから、借り切って皆さんに泊まってもらえばいいじゃんか。選挙が、とか次の総理はとか料亭で密談している場合じゃないと思うんだがどうだろう?

 

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