一年前の今頃はいつ総裁選に出馬する、とマスコミも自民党も持ち上げまくっていた安倍総理、まさに手のひら返しの凋落。人間万事塞翁が馬とはよく言ったものだと思う。空気を読めずに自己主張が出すぎると小学校だっていじめの対象になり得る。死を選ぶか、職を辞すまで徹底的に追い詰める世の中もどうかと思う。無責任は問題外だが、再チャレンジ可能な日本でなくてはならないのだと思う。そのまんま東だって立派に再チャレンジしてるじゃないか。世論はバイオリズムがあるから、そのうち持ち上げられたと同じくらいの批判も受けるだろう事は彼も芸人だから理解してるかもしれないけど。
この間やっとアルゴアの「不都合な真実」を見た。これでもかとデータと理論を積み上げて映像で見せられると、誰だって環境のことを考えるだろう。そういうきっかけにはなると思う。二酸化炭素の排出権も、来年に迫った京都議定書の削減期限を目前に高騰するんだろう。よく分からないんだけど、アメリカは不参加。中国やインド、ロシアも削減義務はないなんて、あんまり意味はないような気がする。だって一番二酸化炭素を出してそうな国を対象外にして何の意味があるんだろう?
同じ新聞紙面には麻生外務大臣、パレスチナに24億円援助を約束とある。もちろんエネルギーを輸入に頼る日本には中東の平和は大事なことなのは分かる。だったら同じく20億円、新潟で猛暑の中、雑魚寝を強いられている被災者の人たちに出してあげられないものか?ホテルや旅館も困っているんだから、借り切って皆さんに泊まってもらえばいいじゃんか。選挙が、とか次の総理はとか料亭で密談している場合じゃないと思うんだがどうだろう?