青森では季節はずれの大雨、北陸でも強風が吹き荒れ金沢駅前では建設中のホテルの足場が崩れて車が下敷きになっていた。大体金沢にあんなにホテルやマンションが必要なのか?まあそれはいいんだけど、冬の訪れも近いと肌で感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
おかげ様でカレンはこんなに成長しました。はいはいも得意になってやってます。まだ前進できなくて、どんどんバックして離れて行くんですが(笑)今はなにより新聞やチラシが好物で、目を離すとすぐに口の周りを真っ黒にしています。気をつけなきゃな。
下の画像はアナスタシアのキッズルーム。特注で作ってもらった階段式のソファーです。乗り越えないように少し高めに腰壁を設定。脇にはマジックテープでくっつく恐竜のタペストリーを貼りました。色々と遊べると思います。ぜひ使ってやって下さいませ。もちろんパパさんもご利用くださいませ、禁煙ですが。
午後は役所に資料を届け、高岡ステーションビルの社長、専務と面談。市役所の担当もみ~んな一緒に面談させてくれれば手っ取り早いんだけど、松田を役所の人に会わせると話が余計にこじれそうだと社長が気を廻したのか、私は一人だった(笑)学生を使ったアートはせっかくの補助金がもったいないから、地下街誘導のエレベーターと新しいトイレを作りましょう、と提案するが規定路線で進む大きな流れは止められないらしい。責任者は?と言えば上へ行くに連れてうやむやになってしまう。日本の官僚機構は優秀で、だからこそ日本人は明治維新、関東大震災、敗戦から高度経済成長へと奇跡的な復興を短期間にやり遂げた。一方で地方のこんな小さな案件にも、無謀な戦争や隠蔽される年金、防衛厚生の深い闇など、官僚システムの悪弊の一端を垣間見ることができる。
帰り際、わざわざ部屋の外まで見送ってくれた社長さん。「久々に何でも言えた頃のことを思い出しましたよ。」だって(笑)相当オブラートに包んで気を使って話したつもりだったが、まだまだ私は修行が足りないらしい。広い心で受け止めてくれて感謝しています。私は大人たちがしっかりしないから地方都市は疲弊していくんだ、とずっと思ってきたが社長と話すとなかなか高岡も捨てたもんじゃないぞ、とふと思った。