サブプライムで揺れる世界中の金融機関を見てると、ちょっと前の住専問題を思い出す人も多いと思う。何でもいいからローンを売りまくり複雑な方法で細分して世界中に売りまくるというアメリカ式拝金主義の成れの果て、なんじゃないかなあ。金融相は銀行の自己資本の規模からみて、わが国に深刻な影響を与える状況にあるとは考えていない、と火消しに必死だ。この自己資本、銀行にとってはキャッシュフローより何より最も重要なポイントらしい。私にももっと自己資本を云々、、と言ってきたくらいだから。今度はお偉方にも決算書にもっと店頭のダイナミズムを分かりやすく伝える資料を添付したらどうだろう、とふと考えた。まあ、見ねえよな絶対。
北陸版読売の朝刊には昨日付けで「ブルーコムブルークリスマススペシャル」広告を載せましたが、ご覧いただけました?実は私はまだ見ていないんですが。そんな読売新聞はたまにあるナベツネの独善暴走で批判を浴びることが多いんだが、いい特集もある。今掲載している「日本_海の向こうから」という連載はとても興味深い。最も世界にいい影響を与えている国は日本とカナダ、という結果が世界中で行った世論調査で示されたんだそう。イスラエル、パレスチナ、ヨルダンに対し、国際社会は国別に支援を行ってきた。これは3国が紛争に関わっているからに他ならないんだけど、日本は「お互いの利益のためにまずは協力しませんか?」と提案してる。世界からもこれはユニークな発想だ、と評価されてるんだそうだ。これを読んでピンと来た人もいるでしょう?坂本竜馬が薩長同盟を考えた時に西郷と桂小五郎に言った(とされている)台詞だ!本当のところは知る由もないんだけど、自分たちが思うより、世界は日本を好意的に見ているという部分もあるんだろう。もっと日本は自信をもっていいんじゃないか?同じ理屈でもっと地方も自らを過小評価しないで自信をもっていいと思うのはちょっと強引かなあ?