朝出勤すると、私の机の上に書類や印鑑待ちの伝票類と一緒に日報のファイルがセットしてある。
スタッフからの色んな要望や店頭の出来事が書いてあって、一つ一つに赤ペンで返事を書きながら思いを馳せる。ほんの小さな事でもいいのだ。アーメンの別注もエキスパートも店頭からのちょっとした一言にきっかけがあった。身の回りにチャンス(もちろんピンチも)は通り過ぎていて、気づくか気づかないかただその違いなんだろうと思う。

さてメールチェックまで済ませようかというところで、訪問者。金沢の家具屋さんだそうだ。
先日のIFFで何となく気になったアンティーク屋さんに名刺を渡しておいたら、金沢の人だったようで
早速訪ねてくれたらしい。なかなか家具のためだけに海外に出れないから、探して欲しいものを頼める人は貴重だ。3月にフランスに買い付けに行くらしいから、いくつかリクエストしておいた。ついでにデュプレックスのウィンドウも試しにコーディネートしてもらう事にした。色んな人の感性を取り入れるのは大事だと思う。

続いてミセスメーカーが2件。1件目はFC契約みたいな話だったから、いきなり没。何でわざわざ人の看板で商売するわけ?メーカーなら正々堂々とものづくりして、商売すればいいじゃんか。2件目は新しく開発したブランド。こちらの方が潔いやり方だと思った。続いていまだ取引に至らない第二地銀の担当者。粘るなあ、やっぱり営業はガッツだ。

秋に生産予定の別注ニットの電話打ち合わせとか、何やかやと続いてあっという間に夕方だ。
来てくれる人には出来るだけ会おうと思ってきたけど、これじゃあ仕事にならない、、、。
佑の塾や龍のプールの送り迎えもあるしなあ。今後は申し訳ないけど、全部は会えないなあ。

夕方、楽天の新担当の女性が慌てて電話してきた。エトル!の会社概要部分がABOUT USではなくHOMEになっていたため
審査部門ではじかれて、週間ファッションランキング1位を取り損ねた、大至急訂正してください!との事。
私は最初何のことか分からなかったが、稲垣と佐々木の話を聞くととてももったいない話のようだ。
心なしか、彼らも落ち込んで責任を感じている様子。

「そうか、聞いてみよう」と彼女に電話すると、「実は私の勘違いでブルーコムブルーさんは2位だったんです、あはは。」だって。その時点でカチーンと来た私。「あははって、おい。余計な電話をかけてきてわざわざモチベーションを下げる担当者があるか!部長、いや三木谷社長に電話をつながんかい!」とまた悪い癖(恥)ごめんね。彼女は悪気はなく、私たちと同じ気持ちで喜んで勇み足しちゃったんだろう。それにしても、エキスパート恐るべし(笑)あっ、もちろん三木谷さんは電話に出ず、部長と話しました。担当者も今後もっとがんばろうぜい!と前向きな感じでフォローしました、、、。きっとパフォーマンスを発揮してくれる事と思います。

帰り際、また一日が終わってしまったという何だろう、これでいいのか的な考えもふとよぎるんだけどそんな反省もカレンと一緒に風呂に入ると、吹っ飛んじゃうんだなあ(笑)最近はチューをすると心なしか避けられてる感があるんだけど、、、。