今年の大河ドラマは久々の幕末もので、幕末というより司馬オタクは心躍る(笑)小松帯刀(たてわき)目線で維新を見るなんて、いいじゃんか♪
司馬先生はどう思うかなあ、と本を読んだ。「飛ぶが如く」を大河化した時の脚本家、小山内美江子さんのコメントもあって興味深い。幼馴染で同じ夢と理想を共有した西郷と大久保は、明治になって征韓論をきっかけに袂を分かち、西南戦争で悲劇的な最後を迎える。加藤清正が熊本城を守るために作った田原坂で、薩軍は官軍と戦う。双方の弾がぶつかるほどの激戦の最後の最後の白兵戦では官軍の旧会津藩士が、戊辰の復讐と叫びながら向かった、とある。維新からたった10年後の事。歴史のロマンも感じるんだけど、地元では敵味方に分かれて戦った後遺症がずっと尾を引いたこともあるだろう。203高地、ガダルカナルと無謀な日本軍の突撃の原点になった、と司馬遼太郎は言う。西郷びいきで山縣嫌いのひとつの原因ではあるんだろうなあ。偉大な人物が沢山亡くなって、残された人々が遺志を継ぎ近代日本の礎を作った。後年、島津家と西郷家の婚儀があった時、仲人はやはり大久保だろうという事になったそうだ。なんか、ほっとするエピソードでした。蛇足ながら、表紙は大木凡人ではありませんので、あしからず(笑)
さて久々登場の香蓮です。おかげ様でこんなに成長しました♪まだ8ヶ月ちょっとなのに、歩きたくて仕様がない様子。毎日ひやひやものです。
家内は大きくなっていくのは日々とっても嬉しいんだけど、赤ちゃんじゃなくなっていくのが寂しい、とも言ってます。そうだなあ、もっと写真を撮っといてやろう。じっとしちゃいられない性格はお兄ちゃん達と同じでパパのDNAかなあ、、、。