今日は高岡の御車山祭り(みくるまやま)の日。子供たちはお昼で学校から帰ってくる。
金魚すくいやりんご飴、カステラ焼きなど昔と変わらぬ風景がある。
香蓮は去年の今頃はお腹にいたから、初御車山だ。
分かっているのか、いないのか手を叩いて喜んでいた(多分)

春は叙勲の季節でもある。
とてもお世話になった、またお世話になっている先生がお二人同時に叙勲された。
お一人は高校時代の担任の先生。大学への推薦状を書いていただいた。
3年の春先には実は決まっていたようなのだが、先生は両親と相談して
「彼にはしばらく伏せて置いたほうがいいでしょう。」と夏休み直前まで私は全く蚊帳の外だった。
多分うわ~い、と糸の切れた凧のようになるだろう私の性格を見抜いておられたのだろうと思う(笑)

卒業以来一度もご挨拶もしていない親不孝ものだが、どうしてもお祝いと感謝の気持ちを伝えたくて
思い切って電話した。すぐに思い出してくださって、元気なの?今はどこにいる?
と近況報告させてもらった。自分の事など全く取り合わず、私の事ばかりを気に掛けられて
先生は変わらないなあ、と嬉しくなった。
当時は野球部でも最後の最後にレギュラーから外され、成績も乱高下してずい分心配をかけたと思う。
先生、おかげ様で松田は元気です。そして心から、おめでとうございます。

さてもう一人の先生は現在お世話になっている。
もちろんすぐにお祝いをお届けしようと思う。ずい分悩んで、高岡銅器の香炉を選んだ。
桐箱入りのちょっといい品を。床の間の片隅にでも置いてもらって、見る度に私のことを
思い出して頂くのだ(笑)冗談です、、、。長い年月積み上げた実績が国に認められた、という事。
本当におめでとうございます。今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。

それにしても縁のある先生方が、時代を超えて多分同じ日に皇居に参内される。
もしかすると、言葉を交わされる場面もあるかもしれない、と思えば
少し運命的なものを感じてしまうんだなあ。