2010年3月のエントリー 一覧

低気圧の影響か、今日はまた寒い。
昨日は夕方久しぶりに船橋のららぽーとへ行ってみた。
IKEAでざっと必要なものを購入し、新しいお店も見てみた。
巨艦モールはますます増強して、じきにForever21も導入するという。
各社とも最新鋭のMDを投入してるのが良く分かる。

間違いなく人であふれる事だろう。こういうのを間近にみると
「活性化」は誰かが意図して行う事じゃなくて、自然発生的に
雪崩のように起きていくんじゃないか、と思うのだ。もちろん絵を描く
ディレクターは必要なんだろうが。低いところから高いところへ水を流そうと
する地方行政や「まちおこし」はある意味傲慢なんじゃないかなあ、とも思う。
いや、頑張りますよ。地下街も今週は好調だしね。
もう少し色々と見ておこうと思う。今週は充実してる。

 

東京滞在三日目。ずっと天気が悪かったが、今日は寒いけど晴れた。
子ども達はいとこと遊んでばかりいるから、こっちで塾の短期講習に通わせた(笑)

昨日までは展示会を結構廻った。今日は以前の勤務先の総合卸へ。
駐車場担当には、かつてブルーコムのビニール巾着のデザインから作製まで
親身になってくれた先輩がいた。、懐かしいよなあ。たぶん色んな10年があって
現在にいたるんだろうけど、お互い元気でいるならばそれに勝ることはない。
こういう再会の時にこそ人生はあるんじゃないか、と思ったりする。大げさか。

行く先々で古い顔見知りに会って、結構時間がかかってしまうのだが、
若くて生意気だった私を知ってくれている人がいる場所が今も変わらずにある
のはなんと幸せな事なんだろう。私はここで、全ての基本を教えてもらったのだ。
単品管理も物流も、在庫管理も、梱包発送も、ディスプレーもチーム運営も。
そういえば今やっている事は全く変わりないのだ。

 

毎日色んな事が起きて、気忙しいんだが楽しいと言えば楽しい。
お客様も少なくて、ぽつんと一人で店にいた頃は社会からの疎外感を感じていた。
自分は世の中にいてもいなくても関係ないのではないか、みたいに思いつめていた。
家で待ってくれていた家内や幼かったエイスケが居なかったら、とっくに潰れていたと思う。
折れそうな心を、子供の寝顔を見て奮い立たせていた。

そんな英佑も昨日小学校の卒業式を迎えることができた。
入学してすぐに、うんていから落ちて救急車で運ばれたり(2004/06/29付けダイアリー
思えば色んな事があったけど、暖かくて優しい先生方のおかげで無事卒業できた。
先生方、職員の皆さま本当にありがとうございました。
あと二人いるんで、当分お世話になりますが、、。

郊外の高校放送部顧問の先生から、私宛に取材の申し込みが来た。
NHKの放送コンクールに出品する番組を作りたい、との事。
何も知らぬままに、できる事は協力します、と快く応えておいた。
が、その顛末を先生に直接伺うと、どうも釈然としないものだった。
結局子供を使えば何でも許される、みたいな雰囲気を感じ取った私は
断る事にした。まず、高校生は一心不乱に勉強すべきだ。
あとは建て替え工事問題で、これから行政との繊細な交渉に入っていく過程で
興味本位で無責任な映像や音声を残したくない、という事。
せっかくの申し出だったが、先生もご理解いただけたかと思う。
世の中に「先生」と呼ばれる職業の人は沢山いると思うが、よほど
自分を律する事ができないと勘違いをしてしまう可能性が高い。まあ「社長」も
同じだろうけど。あっでも私は「店長」だから、大丈夫(笑)

 

平成に元号が変わった年の春、私は日本橋の総合卸会社に入社した。
海軍出身で明治生まれの先代会長は立志伝中の人物で、とても爽やかであった。
私はとても尊敬しつつ大好きで、とても可愛がって下さった。
銀行は第一勧銀、ホテルは帝国と決まっていて、入社式も帝国ホテル。
式の冒頭「君たちは毎朝必ず朝ごはんを食べなくては、いかん。朝飯も食わん奴は偉くなれない」
と自信満々に大きな声で言う来賓がいた。聞いたことのある名字の代議士だな、くらいの
感想を持った、私はまだ子供で世間知らずだった。
子供ながらに、そんな事をこの場で声高らかに言うのかよ、と思った。

「私は坂本龍馬になって、与謝野さんと舛添さんをくっつける」なんてドラマを見て
思いついたような安直な発言で自民党を飛び出した、鳩山邦夫議員がその人。
ニュースで見るたび、あぁこの人昔と全然変わんねぇな、と思う。
でも鳩山さんのアドバイス通り、一人暮らし期間も今も朝飯は必ず食べています。
お陰さまかどうかは知らないけど、不摂生した割に未だに怪我も病気もないのは
感謝している。

朝から商談が続く。新規取引先が何件か。
新しい取り組みもどんどん行っていかなくてはならない。
デュプレックス1Fのウィンドウを改良する工事の確認や税理士先生との
打ち合わせなど。この後、新企画ストック&インテリジェンスのバッグラインの
ミーティング。毎日、色んな話が飛び込んでくる。この間はメーカーごと買ってもらいたい
だって。でも会ったこともない従業員の皆さんの人生を背負うのは、まだ私には荷が重い。

明日は小学校の卒業式。
ついこの間、体より大きなランドセルを背負って歩いていた長男坊が
もう卒業とは、早いものだ。懐かしい友達も皆大きくなっていることだろう。
エイスケ、パパ頑張るよ。

最近少し暖かい。今日の雨も春の匂いがした。
朝いちで富山へ。梅かまの奥井社長と面談。
今後の組合のあり方や、富山駅建て替え工事に関する事など
色々と教えてもらう。とても温厚で若い私にきちんと敬語を使われて
多分心の底には熱いものがある方なんだろうなあ、と思う。

色々話を聞いた後、奥井社長は気分が乗って来たらしく工場見学
新作の試食、蒲鉾の歴史講義など一通り自ら案内してくれた。
忙しいのに、申し訳ありませんでした。ありがとうございます。
この模様は後で楽天の社長ブログにもアップしときます。

中心市街地活性化協議会というものがあって、今後のまちづくりの行方を
話し合う、っていうか役所からの情報を共有するくらいの話らしいんだが
まああった。私は当事者なんだが、たぶんうるさいし、空気を読まずに好き放題
発言するから外された。何もしないうちから諦めはしないが、古い体質が未だ抜けない
日本の縮図を見るたび、一緒に沈んでたまるか、と思う。脱藩やむなし、かな。
地元の名士、有識者みたいな顔して、行政のアリバイ作りやガス抜きに使われるのは皆さん
もうやめた方がいいんじゃないか。持ち上げられて、よほど気分がいいのかもしれないけど。
リーダーシップなし、責任者不在ではどうしようもないな。

 

新規取引先や証券会社や訳の分からない営業電話までひっきりなしで
仕事がその都度止まってしまう。まあそれも仕事のうちと言えばその通りなんだが。

資産運用は、なんて言われても会社の利益率より低くて、リスクが高い運用を
やる意味もわからないし、他人に任せるわけもないし。
久々の大型上場です!なんて言われても、同じテンション
で会話に付き合う義理もないし。困るよなあ。

ブラーミン、ベアトリスの営業が来たので、昼鮨金。
相変わらず狭いカウンターは一杯で、どんどん断っている。
もったいないなあと純粋に思うが、広げたらまた大変なのかもしれない。
何でもチェーン化すればいいってもんじゃないしね。
隣に座ってるおじさんも、いつも見る顔だったりするし安心感はある。
欧州には超有名な優良ファミリー企業が沢山あるんだ。
東京ではもう難しいけど、地方はそういうモデルを目指せる環境にあると思う。

その後は久しぶりに九州から来た取引先部長。
みんなブルーコムが一店舗しかない頃からの付き合いだ。
チームでやっていく、という方針でオーダーも現場に任せる場面も増えたが
やっぱりたまには顔をみて話そうよ、という事で。きちんと長く取引できる
というのがお店の信頼のひとつのバロメーターじゃないかな。

 

昨日の夜は雪がちらついて、寒かった。
また一日中アポイントが多くて、どたばたしていた。
まずはこの夏のHP全面リニューアルに向けてのミーティング。
きちんと自社ECも整備して、次の10年に備えようというもの。

代理店と富山開催の巨人戦広告枠についても話した。
フェンスにブルーコムブルーと入れてCSで放送してもらっても仕方ないし(笑
新聞の枠だけ予約しておいた。内野指定席10枚つくそうなので、プレゼント企画。

開店当時の私を知る貴重な取引先担当者。今後について身の振り方、っていうのかな
相談に来た。う~ん、なかなか話を聞くと難しい。10年色々あったんだな、皆。
楽天担当者も来た。彼も近未来に向けての色んな戦略を持ってきた。
まだまだ可能性は大きいと思うし、足りないところも沢山ある。
今日の面接で一人採用を決めたし、必要な所はどんどん増強する。

その後はニューオータニでしゃぶしゃぶ。二次会からは神戸からオーシバル輸入元が
わざわざ駆けつけてくれた。彼はこの後始発で神戸に戻ったらしいが、この情熱が
フランス人の気持ちを動かしてオーシバルのブルーコムラインができる事になった
んだろうと思う。感謝します。
ずいぶんと突っ込んで、結構深い話ができたんじゃないかなあ。
この秋に向けて、また新企画を始動します。

 

週明けにはアカデミー賞授賞式の生中継がある。
注目のアバターだが、意外とアカデミーはこういう作品を外すことが多い。

そういえば、この間衛星放送で「プレイスインザハート」を見た。
1984年の主演女優賞サリーフィールド(ブラザーズ&シスターズのママ)と、
ダニーグローバー、さらにこの作品でデビューしたジョンマルコビッチ、エドハリス
という顔ぶれ。見始めてすぐに30年代のアメリカ南部の世界に引き込まれた。

何か既視感があるなあ、と思っていたらそうだ!「ブラザーズ&シスターズ」で
恋人役で共演してたんだ。サリーフィールドは頑張るママ役を25年前に既にやってたんだ、
と思った。この映画を知ってたら、テレビシリーズももっと楽しめたのになあ。
やっぱりアメリカはエンターテイメントの国だ、と思った。
テレビ局は子供向けじゃない番組もちゃんと作る。
そういえば、エドハリスと不倫する役の女優がどこかで見た気がずっとしてた。
しばらくして、あっと思いだした。グレイズアナトミーのセラピスト役の女優だ!

作品の終盤、サリーフィールドはダニーグローバーの助けを得て
綿花の出荷一番乗りに成功し、家を守った。ダニークローバーを
快く思わない地元の白人たちは白い布をかぶって、闇討ちする。
盲目のジョンマルコビッチが、皆の名前を言い当てて追い返すんだが
最近の執拗なトヨタ叩きの、アメリカ人の心の原風景を見た気がして、
いやな気持ちになった。それをしっかり表現したから名作なんだろうけど。
だからこそ、そういうものを覆い隠すようにエンタテイメント産業が発達した
のかもしれないな。

昨日の夜はボトムブランドのケレン営業担当と会食。
いつもあまりに緊張していて、顔も青ざめているので少しリラックスできる
ようにセッティングしてみた。が、酔えば酔うほど緊張は高まったようで
何だか変なテンションになっていた(笑)もう大丈夫でしょう。

二日酔いがようやく収まった午後、新規取引希望のメーカーさん。
まだ分からないが、こちらの要望を伝えて出直してもらう。
それにしても、北陸廻っているので寄らせてもらっていいですか?
みたいな、ついで営業は時間の無駄だから止めて欲しいものだ。
いちいちがみがみ言うのも面倒だし、また悪い噂が出回るし、、、。
ほんとお願いしますよ。

ツイッターは実はまだよく分かっていないが、もしかしたらすごいのかな、と思う。
返事を強制しない、ゆるいコミュニケーション程度の受け止め方だったが
テレビの速報よりも津波や、女子スピードスケート銀メダルなどの情報をツイッター
から得ている人も多いはずだ。総務大臣が津波の情報をつぶやいた、というニュースも
あった。という事は一部の人間が情報の出し入れを調整する事で権力を得る、みたいな
古い構図は全く意味がなくなるのかもしれないし、思っていた以上のツールになるかも。
もう少し勉強して、またご報告します。

 

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