毎日色んな事が起きて、気忙しいんだが楽しいと言えば楽しい。
お客様も少なくて、ぽつんと一人で店にいた頃は社会からの疎外感を感じていた。
自分は世の中にいてもいなくても関係ないのではないか、みたいに思いつめていた。
家で待ってくれていた家内や幼かったエイスケが居なかったら、とっくに潰れていたと思う。
折れそうな心を、子供の寝顔を見て奮い立たせていた。
そんな英佑も昨日小学校の卒業式を迎えることができた。
入学してすぐに、うんていから落ちて救急車で運ばれたり(2004/06/29付けダイアリー)
思えば色んな事があったけど、暖かくて優しい先生方のおかげで無事卒業できた。
先生方、職員の皆さま本当にありがとうございました。
あと二人いるんで、当分お世話になりますが、、。
郊外の高校放送部顧問の先生から、私宛に取材の申し込みが来た。
NHKの放送コンクールに出品する番組を作りたい、との事。
何も知らぬままに、できる事は協力します、と快く応えておいた。
が、その顛末を先生に直接伺うと、どうも釈然としないものだった。
結局子供を使えば何でも許される、みたいな雰囲気を感じ取った私は
断る事にした。まず、高校生は一心不乱に勉強すべきだ。
あとは建て替え工事問題で、これから行政との繊細な交渉に入っていく過程で
興味本位で無責任な映像や音声を残したくない、という事。
せっかくの申し出だったが、先生もご理解いただけたかと思う。
世の中に「先生」と呼ばれる職業の人は沢山いると思うが、よほど
自分を律する事ができないと勘違いをしてしまう可能性が高い。まあ「社長」も
同じだろうけど。あっでも私は「店長」だから、大丈夫(笑)